二次創作女性向小説置き場
主にマギ(シンジュ)青エク(志摩雪及び雪男受)
18歳未満の方の閲覧はご遠慮願います
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2024.05.07 Tuesday
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やってみなけりゃわからない! 1※注意書き必読
2012.09.09 Sunday
!注意!シンジュ前提(+炎夏前提)で紅炎×ジュダル×夏黄文です
シンジュ以外の性描写が苦手な方は2と3を飛ばして読んでみてください
基本的にベースはシン→→→→→←←←←←ジュです
あとジュダルちゃんおmrs注意(体内放尿表現有)です
シンジュ以外の性描写が苦手な方は2と3を飛ばして読んでみてください
基本的にベースはシン→→→→→←←←←←ジュです
あとジュダルちゃんおmrs注意(体内放尿表現有)です
それは、シンドリア宮殿の閨でのこと。
「だから、俺はお前と組むつもりはない!」
「なんだよ、俺の身体好き勝手しておいてスッキリしたら捨てるのか、サイテー」
「……どの口が言うんだ?」
本来、恋人同士なら抱き合ったあと、あまく痺れた身を寄せ合って睦言のひとつ囁いていてもおかしくない状況で、飛び交うのはどこかちぐはぐな言葉の応酬だった。
「そもそも、出すもん出したと思ったらすぐ『やっぱり俺と組もう!』って言いだしたのはお前だろう。何度でも言うが、俺はお前と組む気はない。その考えを改めない限りな!」
それもそのはず、二人はまだ恋人同士なんてところからは程遠い場所にいた。ジュダルが誘って、誘って、いつまで経っても靡かないシンドバッドに臍を曲げかけたころ、ジュダルが意図していない変なスイッチの入った男に押し倒される、という図式ができあがってきたところだった。
「~~~っ…、」
はっきりすっぱり突き放されて、ジュダルはむぅっと口を引き結んだ。
(なんだよなんだよ、世界せーふくのどこが悪いってんだよ)
(こいつのいうこと、全然意味わかんねー)
(…俺のこと抱くときは、ちょっとだけわかったような気になれるのに)
(全部終わったら、夢がさめたみたいに平行線だ)
胸を渦巻くほどけないモヤモヤをどうすることもできずにぎゅっと眉を寄せたジュダルの頭に、ふっと浮かんだ“逃げ道”は。
「……なら、」
「…何?」
「…ッこんななら、紅炎のがずっと俺のこと、わかってくれる」
「!」
あたりのルフがほんの一瞬、ぶわりと黒くざわめいたような気がした。
「――じゃあ、さっさと帰れ」
でもそれは、ジュダルの願望に過ぎなかったのかもしれない。
シンドバッドの口からは、静かすぎる平坦な声しか出てこなかったから。
「…~~ッもうこんなとこ二度と来ねーよクソバカとの!!!!!」
吠えると同時に分厚い絨毯をばっと翻し、ジュダルはカッと熱くなった頭のまま冷たい夜の空を走り抜けた。
(クソ、クソ、クソッ…!)
ぐるぐると臓腑を行き来する苛立ちを抱えながら煌帝国の“逃げ道”のいるであろう寝室に窓から降りたてば、予想外の光景が広がっていた。
「っふ、あ、あ゛――ッ!! ッちょ、ぅあ、あ、~~~ッ!!」
「…うるさいな」
「ッッぅ、うぅ~~~んぐ、んー……っ!!」
寝具の上で、紅炎が男を抱いている。
男は四つん這いにさせられて後ろから貫かれ、前へ逃げられないよう右腕を後ろに捻りあげられ揺さぶられていた。不機嫌そうな紅炎の声がしたと思えば、その手が男の後頭部を鷲掴み羽根枕にぼすっと押しつけたために男の顔はますます見えなくなって、でも嗚咽混じりのその声にはしっかり聞き覚えがあって、多少面食らいはしたものの、ジュダルはぺたぺたと寝具へ歩み寄った。
「何いーことしてんだよ、俺も混ぜろ」
びくぅっと大きく男の肩が跳ねて、思わずといった態で羽根枕から顔をあげた男の目がみるみるこわばっていくのを見て、ジュダルは抱えていた苛立ちを誤魔化す格好の餌食を見つけた歓びに知らず笑みを浮かべていた。
→続きはこちら
→炎ジュ夏表現を飛ばしたい方はこちらへどうぞ
「だから、俺はお前と組むつもりはない!」
「なんだよ、俺の身体好き勝手しておいてスッキリしたら捨てるのか、サイテー」
「……どの口が言うんだ?」
本来、恋人同士なら抱き合ったあと、あまく痺れた身を寄せ合って睦言のひとつ囁いていてもおかしくない状況で、飛び交うのはどこかちぐはぐな言葉の応酬だった。
「そもそも、出すもん出したと思ったらすぐ『やっぱり俺と組もう!』って言いだしたのはお前だろう。何度でも言うが、俺はお前と組む気はない。その考えを改めない限りな!」
それもそのはず、二人はまだ恋人同士なんてところからは程遠い場所にいた。ジュダルが誘って、誘って、いつまで経っても靡かないシンドバッドに臍を曲げかけたころ、ジュダルが意図していない変なスイッチの入った男に押し倒される、という図式ができあがってきたところだった。
「~~~っ…、」
はっきりすっぱり突き放されて、ジュダルはむぅっと口を引き結んだ。
(なんだよなんだよ、世界せーふくのどこが悪いってんだよ)
(こいつのいうこと、全然意味わかんねー)
(…俺のこと抱くときは、ちょっとだけわかったような気になれるのに)
(全部終わったら、夢がさめたみたいに平行線だ)
胸を渦巻くほどけないモヤモヤをどうすることもできずにぎゅっと眉を寄せたジュダルの頭に、ふっと浮かんだ“逃げ道”は。
「……なら、」
「…何?」
「…ッこんななら、紅炎のがずっと俺のこと、わかってくれる」
「!」
あたりのルフがほんの一瞬、ぶわりと黒くざわめいたような気がした。
「――じゃあ、さっさと帰れ」
でもそれは、ジュダルの願望に過ぎなかったのかもしれない。
シンドバッドの口からは、静かすぎる平坦な声しか出てこなかったから。
「…~~ッもうこんなとこ二度と来ねーよクソバカとの!!!!!」
吠えると同時に分厚い絨毯をばっと翻し、ジュダルはカッと熱くなった頭のまま冷たい夜の空を走り抜けた。
(クソ、クソ、クソッ…!)
ぐるぐると臓腑を行き来する苛立ちを抱えながら煌帝国の“逃げ道”のいるであろう寝室に窓から降りたてば、予想外の光景が広がっていた。
「っふ、あ、あ゛――ッ!! ッちょ、ぅあ、あ、~~~ッ!!」
「…うるさいな」
「ッッぅ、うぅ~~~んぐ、んー……っ!!」
寝具の上で、紅炎が男を抱いている。
男は四つん這いにさせられて後ろから貫かれ、前へ逃げられないよう右腕を後ろに捻りあげられ揺さぶられていた。不機嫌そうな紅炎の声がしたと思えば、その手が男の後頭部を鷲掴み羽根枕にぼすっと押しつけたために男の顔はますます見えなくなって、でも嗚咽混じりのその声にはしっかり聞き覚えがあって、多少面食らいはしたものの、ジュダルはぺたぺたと寝具へ歩み寄った。
「何いーことしてんだよ、俺も混ぜろ」
びくぅっと大きく男の肩が跳ねて、思わずといった態で羽根枕から顔をあげた男の目がみるみるこわばっていくのを見て、ジュダルは抱えていた苛立ちを誤魔化す格好の餌食を見つけた歓びに知らず笑みを浮かべていた。
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