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二次創作女性向小説置き場 主にマギ(シンジュ)青エク(志摩雪及び雪男受) 18歳未満の方の閲覧はご遠慮願います
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マジックミラーの壊しかた
※21巻のおまけ漫画ネタバレあり注意
好きなように解釈したらこうなりましたなんだかんだ言ってラブいシンジュちゃん





拍手[6回]









「ジュダル。お前、桃の酒以外飲めないんだってなあ~?」
 それは、ほんの出来心だった。
『紅覇くんが言っていたんだよ。ジュダルくんは桃のお酒しか飲めないって』
 アラジンから仕入れたこの情報を、有効に活用する手はないと思ったのだ。
「いやあ~、お前が桃の酒ばかり好むのは単にそれが好きなだけだとばかり思っていたが…… 桃の酒“しか”飲めないとはなァ、ジュダル?」
「ッッ…!! てめ、それ、どこで…!」
 今まで桃の酒を飲んだジュダルしか見たことがなかったシンドバッドが、興味をそそられないわけがなかった。
 もちろん、自分が知らない事実を他人から知らされて、独占欲を刺激されたのもある。が、シンドバッドが自覚している困った性分も多分に関係していた。
「っ……そんなわけねーだろ…天下のマギ様が、そんな、あまったるい桃の酒しか飲めねーなんてこと、」
「そうかァ? じゃあ、ぶどう酒くらい飲めるよな? あいにく、お前がいつも飲んでいる酒と違って甘くはないが」
 じわじわと追い詰めることで揺れる瞳、わずかに引きつった口元からなんとか笑みをかたちづくって強がりを続ける唇、きっとこれから好きではないだろう類の酒を飲みくだすときの表情に思いを巡らせるだけで、ぞくぞくと後ろ暗い欲望が背筋を撫でるのだから。
 飲ませない手はないと、そう思ったのだ。
「ッッ…、」
 目の前に挑むように突き出された杯をひったくるように受け取って、ジュダルはなみなみと注がれた濃い赤色の液体をぐいとあおった。
「…………」
「…お、おい、ジュダル……?」
 ごくごくと何度か大きく喉を鳴らし、勢いのよすぎるくらいの飲みっぷりを見せたすぐ後で、杯を持ったまま微動だにしなくなったジュダルに、おそるおそるシンドバッドが声をかける。杯を持った手をおろしたことで現われたジュダルの目は、とろりと熱く潤んでいて。
「っ…なんだ、これ…あっちい」
「そんなに一気に飲むからだろうが。って、言ってるそばから、おいっ…!?」
 杯に残っていた分をすべて飲み干すようにぐーっと杯を傾けて、ジュダルは空になったそれをシンドバッドの目の前にぐいと突きつけた。
「ん、あつい、もっと」
「……、」
 次を要求する声はもう熱い吐息混じりになっていて、目元の赤らんだ瞳でじっと見つめられて、そのいやらしさに見惚れたのが半分。こんなペースで飲ませて大丈夫なのかと、逡巡したのが半分。シンドバッドにしては珍しく生じたほんの少しの間さえ待ちきれなかったのか、ジュダルは杯を持ったままどっと抱きついてきた。
「うわっ」
「ッ…なあ、もっと」
 息を詰めて、唇を湿らせて、そんな音まで聞き取れるくらいに耳に寄せてきたジュダルの口から、聞いた者の脳をくらりと揺さぶるようなあまったるい声がシンドバッドの耳にとろりと伝い落ちてくる。
 わざと身体をこすりつけるようにして、互いが触れ合う範囲を増やすようにもぞもぞと身じろぎを繰り返して、ぴったりとくっついてくるジュダルに、いつの間にかシンドバッドは彼の手から杯を掬い取りとくとくとぶどう酒を注いでいた。
「…っん、さーんきゅ、」
 抱きついたまましっかりとそれを受け取ったジュダルがごくごくと飲み下す音を聞いて、シンドバッドはハッとしたように至近の顔を見やった。
「おい、ぶっ倒れるな…よ……」
 いかにもおいしそうにとろんと目の表面を潤ませて、ごくりと喉が動いて、口端からこぼれそうになった液体をぺろりと赤い舌が舐めて。
「んー、っぷぁ……あつい」
 あっというまにぐずぐずになってしまった青年にいちいち目を奪われているうちに、再度注いだ酒も大方飲んでしまったようで、ジュダルは熱くなった額をシンドバッドの首筋にあまえるようにぐりぐりとすりつけてくる。
「シンドバッドぉ…あちィ、」
「……おい、ジュダル…」
(なんだこいつ、いつも飲んでるときよりずっと酔いが回るの早いし、ぐでぐでだし、何よりこんな全身であまえてくるとか、散々抱きつぶして理性飛ばしたときくらいなのに、これは)
「んんー…、シン……シンドバッドぉ~…」
 うわごとのようにシンドバッドの名前を呼び続けるジュダルをついあやすように、熱をもった額に手のひらを差しこんで前髪を梳くように撫でれば、ふにゃっと笑みに頬を綻ばせた青年は更にあまえるように手のひらにすりよってきて。
「ッッ~~~~、」
(ま、マタタビか)
 頭を抱えたくなるような変貌に心の中で茶化してみても、遠のく理性を手繰り寄せる効果はあまり期待できるはずもなく。
(これは、確かに、飲ませたらいかん……が)
 シンドバッドにとって嬉しい誤算ではあったが、そこまで考えて事の発端を思い出しはっとする。
(ていうか、こいつに別の酒を飲ませるの結構ちょろかったし、もし、同じようなことをされていたとしたら)
(俺以外の、誰かに)
 相手が自分ならまったく構わない。むしろ、これはこれで悪くない。
 だが、桃の酒以外は飲めないと教えたのは、当然のごとく自分ではなかった。
 もし自分以外の誰かが、こんな骨抜き状態のジュダルを知っていたとしたら。
「……ジュダル、俺のことすきか?」
「すき」
 こくりと頷いて即答したジュダルをかわいいと思う気持ちの他に、むくりと顔を出した嫉妬の芽。
「じゃあ、いいよな?」
「え?」
 ほんの少し首を傾げたジュダルの顎の下をそっと撫でるように手のひらで掬って、上向かせて、シンドバッドの唇がジュダルのそこを塞いだ。
「んっ…!? ん、んん…っふ、ぁ……、」
 口の中の熱さを確かめるように舌をぬるりともぐりこませて、戸惑ったように奥でひっこんでいるジュダルの舌と触れあわせて、絡めとって、啜りあげて、甘噛みして。
「っふあ、ん、ン、ッッ~~…!」
 熱をもった身体はとっくに力が入らなくなっていて、シンドバッドの膝の上に跨る格好でくっついているものだから、ジュダルの下肢が熱く膨らんでいくさまは男の太腿にしっかり伝わってきていた。
「気持ちいいか?」
 普段は答えないと知っているから尋ねたりしないような問いも、もしかしたらと口にすれば素直にこくこくと頷く頭に、首にぎゅっと縋りついてくる腕に、腹の奥を炙るような熱が生まれる。
 それは欲情と、いとしさと、今感じるべきではないとわかっていても止めることのできない、子供みたいな幼い嫉妬で。
「ん、シン、もっと、んぅ」
 ほんのわずか底に混じったその不純物を振り払うようにもう一度唇を食んで、口の内側の肉を擦るように舌でつついて、びくびくと跳ねる身体をまさぐって、慈しむように丁寧に手のひらを使って撫でていく。
「っふ、ぅうん、は、ぁッ…シン、シッ…うあ、ぁ、」
 素直に快感を受け入れている分反応はいいものの、濃い酒の浸みこんだ身体はいつもより射精までの道のりを遠くしているようで、ジュダルの瞳に苦しげな色がちらつく。それならばと香油の入った容器を手繰り寄せて指で掬い、膝の上に乗っているせいで後ろに突き出したようになっている臀部から下衣をずりおろして狭間にぬるりと塗りつけた。
「ふあ、」
 ひくりと波立ったそこの動きに合わせてぬくぬくと指をうずめていけば、きゅうっと力がこもったように背が撓る。
「んん~…ッ! ぁ、あ、だめ、あ、アッ…シンドバッドぉ…っひう、」
 泣きそうに掠れた声をぽろぽろこぼして、その合間で何度もシンドバッドの名前を呼んで、着実に理性を剥ぎ取っていく憎らしい存在に抗う理由なんて見当たらなくて。
「っシ、シン…っあ、アッ…~~~ッッ!!」
 十分に体内をほぐした指を引き抜いて、腰を抱え直して、昂ぶりきった欲望を飲みこませるように膝の上に座らせていく。
「っふ、あ…ッは、…ぅん、ん…シン…ッあ、はっ…、」
 繋がった箇所が馴染むように揺さぶれば、ジュダルが小さな悲鳴をあげながらも少しずつ力を抜こうとしているのがわかって、たまらなくいとしいと思う。
(ごめんな、ジュダル)
 唇を重ねて、何度も啄ばんで、抱き締めて、つきあげる感情のままに慈しんでも、それだけでは終われなかった。
「ん、ふ、ぁ、あっ……シン…あっ…!?」
 深々と剛直を受け入れさせてから、シンドバッドがジュダルの身体を押し倒すようにカウチソファーに沈めて、体内でぐるりと角度を変えた雄に抉られる形になったジュダルが驚嘆混じりの嬌声をあげた。
「ッ…………ジュダル…」
(俺が、このまま優しくできる男だったらよかったのにな)
 衝撃に視界を潤ませたジュダルにも、シンドバッドの纏う空気が変わったことは伝わったようで。
「ッは、あ…っ…シン…?」
 ジュダルが何度かまばたきを繰り返してやっと焦点を結んだ視界の中、シンドバッドは意地の悪い笑みを浮かべて、右目の前に丸いガラス板のようなものを取り付けていた。シンドバッドの片目を覆うくらいの大きさの円を描いた板は金属で縁取りがあり、その他にも鎖などの装飾が施されていた。シンドバッドがそれにそっと指を触れ、スイッチを入れるようにマゴイを吹きこむと、ガラス板のようだったその表面は鏡のように膜をつくり、蕩けきった表情のジュダルの顔を映し出す。
「ッ!? っな、ンだよォ、それ…」
 思わずそこから顔を背けたジュダルの目元を優しく指の腹で撫でながら、シンドバッドはその耳元にしっかりと囁いた。
「ジュダル、これはな、映像を記録する魔法道具だ。通常はただのガラスと同じように透き通ったままだが、記録を始めると今みたいに鏡面になる。そっち側だけな。お前から見ると、自分の姿が映っているだろう? だがこちら側から見る分にはいつもと同じ、お前の姿がよく見える。つまり、俺が見たままを記録して、映し出してくれる代物というわけだ」
「え、」
 シンドバッドの言葉を理解した途端にきゅっと力のこもった身体にほんの少し良心が痛んだけれど、すべりだした口も手も、もう止まらなかった。
「撮られたくないか? なら、抵抗してみろ」
 シンドバッドの手がジュダルの膝裏を掴んで、大きく割り開く。
(普段なら、絶対許さないはずだ)
(ここまでされて、どれくらい無力化されているか、見せてもらおうか)
「ッあ、やっ…ッああぁ…!!」
 奥を抉るようにぐっと腰を使われて、ジュダルの嬌声が迸った。先ほどまでよりずっとぎこちなくなってはいたものの、それでも一度ふにゃふにゃにほどけた身体はうまくこわばってくれないようで、ジュダルの目は困惑と羞恥で泣きそうに眇められていて。
「抵抗しないのか? ッ俺は、いっこうに、構わないがっ…」
「ひぅん、ン~~…ッッ!! っや、やだ、けどォ…はっあ、アッ…うあぁ…っ!」
 逸らされた視線を引き戻すように顎を掴み、魔法道具に映った自分がよく見えるように固定しながら激しく揺さぶれば、ジュダルは鏡の中の自分と目が合った途端くしゃりと顔を歪めながら喘ぎをこぼした。
「やだ、けどッ?」
「ッひあ、っあ、ッッ~~~も、むり、きもち、くて、むり」
 それでも容赦なく責めるように腰を送り続ければ、ジュダルはがくがくと揺さぶられるままになっていた身体をぐっと起こし、シンドバッドの首に抱きついてきて。
「ぁ、あ、シン、きもちい、も、だめ、すき、シン、」
 熱に浮かされたようなきれぎれのあまったるい声に、きゅうっと締めあげてくるくせにとろとろに蕩けた体内に、小細工なんて頭から吹っ飛んで。
「ッッ〜〜……!!」
(こいつ、ほんと…!)
 怒りに似た熱に突き動かされ、シンドバッドは彼の身体の奥の奥まで、ジュダルを感じ取ることに夢中になっていった。
「ッッ…ジュダル…!」
「あ、ア、っひ、ぅん、ん、ンッ…シン、シンっ…~~~~ッッ!!!」
 長いこと訪れなかった絶頂にぴくぴくと跳ねる肌を宥めるようにいくつも唇を与えながら、シンドバッドは複雑にちりちりと胸を焦がす熱の正体から目を逸らし続けていた。



***



「………、」
 ガンガンと痛む頭と、怠さを含んだ腰と、痺れるような違和感のある尻の奥に、本来付随してくるはずの記憶がまったくない。
 それが目の前で寝ている男のせいだということがわかっていても、頭から引っ張り出せる記憶が何も見当たらない。据わった目のままシンドバッドの腹を蹴れば、内股の筋が鈍い痛みを訴えてきて余計に腹立たしさが増した。
「っ痛…! なんだジュダル、起きたのか。……昨夜の記憶は?」
「……てめえ、何しやがった」
 その瞳の中に照れ隠しの色がまったく見られないことを確認して、シンドバッドは一人頷いた。
「やっぱりな……。撮っておいてよかった」
 シンドバッドが取り出したのは、小さな丸いガラス板で。
「? ンだよ、それ……」
 眉を寄せたまま小首を傾げたジュダルにやはり昨日の記憶は残っていないのだなと確信して、シンドバッドはその魔法道具にマゴイをこめた。平たい表面から光が放出され、軌道上で点を結んで、更にその先の壁に鮮明な映像が映し出される。
『抵抗しないのか? ッ俺は、いっこうに、構わないがっ…』
『ひぅん、ン~~…ッッ!! っや、やだ、けどォ…はっあ、アッ…うあぁ…っ!』
『やだ、けどッ?』
『ッひあ、っあ、ッッ~~~も、むり、きもち、くて、むり』
 しっかりと音声まで再現されたそれは、紛れもない昨夜の情事で。
「ッッはあァァァ!?!? っちょ、おい、止めろ、っな、なんで、」
 目元を真っ赤に染めたジュダルがそれを奪う前にシンドバッドが再生を止め後ろ手に隠しても、それを徹底的に追うこともできないくらい、ジュダルの網膜に耳に焼きついたのは己の醜態で。
『ぁ、あ、シン、きもちい、も、だめ、すき、シン、』
(なに、なん、これ、)
(そ、そうだ、昨日、確か、『桃の酒以外は飲めないんだろう』とか言われて、カッとなって、飲んで、)
「お前、桃の酒以外飲むとこうなるって知ってたのか? 知らないよなァ? だって、記憶ないもんなぁ??」
 かつてない失態にジュダルが青ざめれば青ざめるほど、シンドバッドの声は自然と刺々しくなっていく。
 うかつな行為を戒めるようにもう一度最初から再生が始まって、今度はシンドバッドがジュダルの身体を背後から羽交い絞めにするように抱き締めて、目を逸らすことのできないようにがっしりと顎を固定して、それでもぎゅうと目を瞑るジュダルの耳に突きつけられたのは、想像以上に怒ったような声音だった。
「絶対に、飲むなよ? 俺と以外は」
 それでも最後の一言にカァ~っと憤りがこみあげてきて、ジュダルも負けじと振り向き噛みつくように叫んだ。
「ッッお前と一緒でも絶対に飲まねーよバーーーーカ!!!!!! 貸せッそれぶっ壊してやる」
 シンドバッドの手にあるものを奪おうとして掴みかからんばかりのジュダルに、にっこりと場違いの笑みを浮かべた男はのたまった。
「これ一つだと、思うか?」
「―――、」
 ちゃらりと目の前にかざされたそれを見ても、もう手を伸ばす気は起きなかった。男の執念深さと用意周到さに、ただただ血の気が落ちる感覚ばかり味わわされる。
(やっぱりこいつ、やばい)
(ふつう、こんな、するか)
(酒飲んであっ…あんなんなったのは俺が悪い、けど)
(てかこいつ、なんでこんな怒って……)
「ッッ……」
 そこまで考えたとたん、ジュダルはどくりと心臓がざわめくのを感じた。
(もしかして)
 言葉にこめられた熱を思い出して、仮定を広げれば広げるほど、じわじわと落ちたはずの体温があがっていく。
 その熱が顔に出てしまう前にと、ジュダルは無防備に掲げられたままの魔法道具をぱっと奪った。
「あっ…?」
「………じゃあ、これ、俺にもよこせ」
「へ?」
 そう返されるとはまったく予想していなかったのだろう、シンドバッドの間の抜けた表情に思わずジュダルの口角が笑みに引きあげられていく。
 壊されるとしか思っていなかったそれを大事に大事に手のひらに握りこまれて、シンドバッドが戸惑ったような声でやっと問いかけてきた。
「おい、ジュダル? なんで」
「うるせーな、もう一個くらいあるだろ」
「そうじゃなくて、」
「お前には、ぜったい教えてやんねー」
(桃の酒以外なんて、まともに飲んだのなんかはじめてだってことも)
(恥ずかしい思いしても手に入れたいくらい、これを大事にしたいって思ってることも)
『絶対に、飲むなよ? 俺と以外は』
 さっきシンドバッドの瞳に見え隠れした嫉妬みたいなものが、きっとこれには残されているから。
 たとえ姿は自分しか映っていなくても、この道具自体がその表れだから。
 そんなものを嬉しいと思うなんて我ながら溺れていると思いつつも、理由なんか絶対に教えてやらないけれど。
「そうだ」
「ん?」
「お前がもってるスペア全部壊すって約束したら、またぶどう酒飲んでやるってのは?」
「!」
 シンドバッドの思考が追いつかないまま、いつの間にか上機嫌になってしまったジュダルが弾む声音で口にした交換条件は、シンドバッドにとって悩ましいほど魅力的な響きを帯びていて。
 ごちゃごちゃ考えないで、もっと素直に愛してやればよかった、なんて後悔を抱えていたシンドバッドには、殺し文句も同然だった。
「…………かなわないな」
 困ったように眉を下げて嘆息したシンドバッドの笑みを見て、ジュダルは魔法の鏡を大事に握りこんだまま、つきあげるよろこびを全身で表すように男の腹めがけて飛びこんだ。





END.
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